仮定法過去〜新たなる闘いへの序章 (1.
2008/03/19 Wed [Edit]
自由惑星同盟首都星ハイネセンで勃発した、ヤン退役元帥謀殺未遂から『
宇宙歴799年 新帝国歴1年 8月15日。
自由惑星同盟首都星ハイネセンから全同盟、ひいては全宇宙に向けて、この時代を深く鮮やかな色彩で彩った人物の声明が発せられた。
ヤン・ウェンリーの、自由惑星同盟首席就任演説である。
自由惑星同盟に新政権の樹立をもって、再び流血を望むかに見えた時代の流れを食い止めた新帝国ローエングラム朝初代皇帝ラインハルトは、バーラト星域方面の駐留艦体を再編し、軽挙妄動を厳に禁じ、その意志を全同盟・全帝国に知らしめるべく、残る全軍を帝国領内へと撤退させた。
その際、イゼルローン要塞に駐留していたコルネリアス・ルッツ上級大将も呼び戻され、イゼルローンは、一時、エルネスト・メックリンガー上級大将が預かることとなった。
大同小異の混乱と不満、混迷と不安の中で、それでも騒乱や叛乱にまで至らなかったのは、黄金の有翼獅子と呼び称された
新たなる闘いへの序章(2.へ 続く
仮定法過去「VARIATION2」 52頁 1998年5月3日 初出
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